【君たちのために 元家裁判事のつぶやき】（１０３）弁護士つけて要点説明を依頼 (1/2ページ) - MSN産経ニュース

【君たちのために 元家裁判事のつぶやき】（１０３）弁護士つけて要点説明を依頼 (1/2ページ) 2009.5.5 18:00 少年を鑑別所へ入れた場合、期限の４週間の３日前くらいに審判を開く。そして審判の３日くらい前に、鑑別所からは結果通知書、調査官からは少年調査票（それぞれ８ページ前後）が、担当裁判官の手元に提出される。 これを読みこなすのが難行苦行であったが、私も、神戸家裁で少年審判を始めてしばらくの間は、そこに記載されている「少年自身の問題点」や「両親の養育上の問題点」は、鑑別所技官や調査官が少年本人や両親に説明してくれているものと思い込んでいた。 少年も親も、鑑別・調査の結果が気になるから、当然尋ねるだろうし、聞かれたら答えるものだろうと思っていた。 しかし、浪速少年院というところへ視察に行き、設営してもらった座談会で、少年たちから「審判で、何が課題で少年院送致に決まったのか分か

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「審判で、何が課題で少年院送致に決まったのか分からなかった子供がウヨウヨいる」