トヨタ提訴、全米で１００件超 集団訴訟併合へ弁護士協議 - MSN産経ニュース

トヨタ自動車の大規模リコール（無料の回収・修理）問題で車の価値が落ちたなどとして、トヨタ車の所有者らがトヨタを相手に米国内で起こした訴訟が１００件を超えることが分かった。ＡＰ通信が２４日、報じた。 ２５日にはカリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁で各地の集団訴訟を併合するどうかの審理が開かれる予定。弁護士１５０人以上が２４日、今後の対応などを協議した。 弁護士側は、トヨタ車の急加速による衝突事故で損害を受けたと主張したり、トヨタ車を新車と交換したいと思っている消費者も訴訟に加わり、訴訟件数が増える可能性があるとしている。 トヨタの急加速問題では、米カリフォルニア州オレンジ郡の検察が「欠陥を知りながら車の販売を続けた」として制裁金などを求める民事訴訟を起こしている。（共同）