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【すごいぞ!ニッポンのキーテク】温暖化元凶CO2から樹脂 三井化学のマジック+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
温室効果ガスの代表的存在として厄介者扱いされている二酸化炭素(CO2)。省エネなどの努力もむなし... 温室効果ガスの代表的存在として厄介者扱いされている二酸化炭素(CO2)。省エネなどの努力もむなしく、新興国の経済発展もあって排出量は一向に減らず、削減だけでは追いつかないとの指摘も聞かれる。そんな中、にわかに注目され始めているのがCO2からエネルギーや素材を生み出す「資源化」の技術。なかでも工場の排ガスなどからメタノールを製造する三井化学の技術は、早期の実用化が期待される資源化技術の一つだ。 メタノールは樹脂をはじめ、医薬品や燃料電池、繊維などの原料として幅広く使われ、世界生産量は年間4000万トンに達する。その約9割は天然ガスを改質して得た一酸化炭素(CO)と水素から作られている。 これに対し、三井化学の技術は高温・高圧下でCO2と水素を反応させる。CO2は他の物質と反応しにくく、工業利用が難しい。そこで特殊な金属触媒に反応を仲立ちさせる。仮に20万トンのCO2と3万トンの水素があれば、
2011/01/24 リンク