賃上げに改めて理解、「できるところから実施を」 同友会代表幹事 - MSN産経ニュース

経済同友会の長谷川閑史代表幹事は１６日の会見で、経団連の米倉弘昌会長が来春闘で賃上げに積極姿勢を示したことについて「異論はない。（景気回復の）モメンタム（勢い）を確かなものにするためにもできるところから賃上げを実施すべきだ」と述べ、デフレ脱却の手段としての賃上げに改めて理解を示した。 また、米議会で与野党が対立して新年度の暫定予算成立が困難になっていることについて「嘆かわしい」と表明。ただ、先行きについては「ぎりぎりまで（折衝を）やるのかもしれないが、米国発のデフォルトが起こり、世界中にネガティブな影響が広がることはありえない」と楽観的な見方を示した。