【新聞に喝！】通信社原稿の安易な使用に苦言 京都大学産官学連携本部客員准教授・瀧本哲史＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

経済用語の説明について少し苦言を呈したい。７月２６日付ｍｓｎ産経ニュースの「利益ため込みさらに加速 内部留保１年で６兆円増 大手３０社、銀行が急拡大」という記事の中で、「内部留保」について、以下のような説明がある。 「内部留保は企業が稼いだ利益のうち賃上げや設備投資などに回さず内部に蓄積した現預金など」。これは会計用語の説明としては不正確であり、その結果、読者の経済政策に関する意見を間違った方向に誘導してしまう可能性がある。 第１に、「設備投資などに回さず内部に蓄積した現預金など」という説明は企業にそれだけ現金があり、設備投資をしていないかのように読めるが、実は、設備投資をしてもそれがそのまま会計上費用として計上されるわけではない。資産としてカウントされ、その設備の耐久年数に応じて徐々に費用化するため、いわゆる「内部留保」は設備投資を行った結果として設備になっている可能性も高い。 第２に、

[haruhiwai18]

"産業経済紙としての歴史を持つ産経"　→えっ? てっきり自民党の機関紙だとばかり思ってましたが?w ／会計用語としての"内部留保"とマクロな用語としての"内部留保"：http://p.tl/05oT／おまけ：http://p.tl/t6fF

[suzu_hiro_8823]

但しry)とはいえ、その『将来の払い分』が、"企業ならOKで庶民ではNG"みたいな、一部自称リフレ派がつぶやいている理由にならんと思うのだよね。庶民は将来のためにタンス預金したらあかんのやろか？

[unyounyo]

京大にも入り込んでたか。

[flagburner]

「産業経済紙としての歴史を持つ産経が「資本家が労働者と対立してお金をため込んでいる」かのようなイメージを持たせる用語説明で済ませるのは大変残念である」←初耳だ・・・（謎）

[Pasta-K]

瀧本さんだ