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【セシウム汚染牛】苦労して育ててきたのに 怒りの畜産関係者 - MSN産経ニュース
「なぜうちの牛まで」。政府が岩手県産肉牛の出荷停止を指示した1日、県内の畜産関係者は怒りや危機感... 「なぜうちの牛まで」。政府が岩手県産肉牛の出荷停止を指示した1日、県内の畜産関係者は怒りや危機感をあらわにした。 花巻市の繁殖農家、鎌田大三郎さん(75)は「昨年秋に回収した稲わらを餌に与えていた自分の牛は安全なはず。なぜ県内の牛が一律出荷停止になるのか」と憤る。繁殖を終えた雌牛を肉牛として出荷する予定だったが「しばらくは市場に出せず、飼い続けるしかない。餌代もかかるし、政府はちゃんと補償してほしい」と訴える。 岩手県は先月27日、県内で飼育、出荷される牛の全頭検査を今月上旬から実施すると発表したばかり。政府からの指示書には出荷停止解除の条件などは一切書かれておらず、県の担当者は「この検査態勢で出荷解除できるのかも分からない。国から何の情報もなく、農家に説明できない」と焦りの表情を見せた。
2011/08/01 リンク