【主張】がん患者 治療と仕事両立の社会を - MSN産経ニュース

がん患者・経験者の就労支援のあり方に関する検討会を、厚生労働省がスタートさせた。 がんは「死に至る病」ではなく、治療しながら「つきあっていく病」になった。仕事を持ちつつ通院治療する患者は３２万人に上る。だが、双方を両立させる環境は整っていない。 闘病の傍ら働き続けられる社会をつくることは、働く期間が延びる中で喫緊の課題である。 会社などに勤めていて、がんになった場合、３人に１人が依願退職をしたり、解雇されたりしている。治る病気になったとはいえ、職場の理解は十分ではない。 まず経営者、人事担当者のみならず同僚ら周囲が、がんは誰でもかかる病であり、治療しうると認識すべきだ。 患者の約３割が働く世代だ。診断から５年経過した生存率は６割に迫り、初期発見なら９割に近い。仕事が忙しくても治療は優先されねばならない。服薬の継続や再発検査はもちろん、化学療法などが必要なことも多い。副作用が重い時期もある。

[taro-r]

ガンを克服した人(完治や寛解)がほとんど取り上げられないから，ガンにかかったら使い物にならないと思い込んでいる人多いですよ。結構いるはずなのに。

[godmother]

うちの会社にも２名、甲状腺と乳がんの手術後、職場復帰している人がいるけど、通院や体調不良などが多いが、休むと給料補償が特別にないため、心痛もあったと思う。職場ではいくらでも協力できるのだけど。