ボーイング７８７機内公開 羽田就航へ 岡山 - MSN産経ニュース

■客席広く快適な空の旅 全日本空輸（ＡＮＡ）が世界で初めて導入し、来月から岡山－羽田線に就航する米ボーイング社の最新鋭中型旅客機「７８７」の機内が２０日、報道機関に公開された。開放的な空間設計や最新性能の搭載で、快適な空の旅が楽しめそうだ。 機体の３割以上を日本企業が手がけた「準国産」の７８７。主翼は約６０メートルと大型機並みの長さで、炭素繊維複合材で強度と柔軟性をあわせ持ち、着陸時には大きくしなる。後方の波のような形が特徴的なエンジンカウリングは、エンジンから発生する音を拡散、騒音を軽減するデザイン。 機内はボーイング７６７と比べて幅が約７５センチ広く、乗降口は高いドーム形の天井で広々とした空間を演出。天井裏のスペースから設計を一新し、座席上の収納スペースは中型キャリーケースが４つも入る。 機体の強度が高まったため、窓は縦４７センチ、横２８センチと従来の約１・３倍に。窓下のボタンで光の透