ＮＰＯ代表 身元確認せず町特別職に 山田町、刑事告訴も 岩手 - MSN産経ニュース

山田町の緊急雇用創出事業を委託するＮＰＯ法人「大雪（だいせつ）りばぁねっと」（岡田栄悟代表理事）が、今年度予算約７億９千万円を使い切り、雇用していた被災者を解雇した問題で、町が事業委託時に必要な岡田氏の身元確認をせず、町の非常勤特別職にも任命していたことが１０日、分かった。 震災後の混乱期とはいえ、町の管理責任が改めて問われそうだ。町によると、岡田氏は震災直後の平成２３年３月下旬から県社会福祉協議会の紹介で同町入り。遺体捜索などに尽力した功績から、町は岡田氏を昨年４月１日付で町災害対策本部員として、沿岸域捜索担当主幹などを委嘱（同本部が解散する昨年５月まで）。昨年９月には町の非常勤特別職にあたる復興支援参与に任命していた。 いずれの委嘱の際も、履歴書や免許証などによる身元確認資料、生年月日などを記した同意書の提出は必要となるが、町は未確認のままだった。 町は「混乱していたとはいえ、本来なら

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