恋愛感情ない連続メールも規制へ 千葉県が改正条例案、ストーカー規制法の「穴」埋める - MSN産経ニュース

２２日に閉会した千葉県議会９月定例会で、恋愛感情の有無にかかわらず、嫌がる相手に連続してメールを送る行為を新たに規制する県迷惑防止条例の改正案が可決された。ストーカー対策の一環で、現行の法律で規制できない行動を摘発の対象に加えることで、重大事件への発展を食い止める狙いがある。 ストーカー被害をめぐっては、昨年１１月に神奈川県逗子市で起きた女性殺害事件で、元交際相手から女性に対し１千通を超える大量のメール送信があったことが問題化。連続したメール送信も「つきまとい行為」として規制対象に加える改正ストーカー規制法が今年６月に成立した。 だが、同法では恋愛感情の認定ができない嫌がらせやいたずらは対象外となっており、課題が残っていた。改正条例案は行為自体を規制の対象とし“法の穴”を埋めた格好だ。 加えて服装や行動を監視して告げてきたり、「探偵を雇っている」などの嘘をついて相手を不安にさせたりすること