【サッカー協会】縁の下の力持ち、協会の「顔」に 小倉新会長 - MSN産経ニュース

日本サッカー協会の新会長に就任し、会見で意気込みを語る小倉純二氏＝２５日午後、東京都文京区・ＪＦＡハウス（大橋純人撮影） 額に汗を浮かべながらの就任あいさつだった。「地域協会や関係団体と連係し、明るく、仲良くやっていくのが命題」と小倉新会長。人柄の良さがにじみ出るような所信表明だった。 「この人はいつ休んでいるんだろう」と思うほど、いつも動き回っていた。「いやあ、暑いねえ」とハンカチで汗をぬぐいながら、何十分も立ったまま取材に応じる。「小倉さんは協会の良心だよ」と話す職員もいるほどだ。 選手経験はない。古河電工で川淵三郎名誉会長らに誘われ、サッカー部の手伝いを始めたことがサッカーとの出会いだった。英国駐在中、日本協会の国際委員として選手の留学やクラブチームの日本招待の橋渡しをしながら、サッカーへの愛情を深めていった。 他の駐在員が経済紙片手に仕事をこなす中、スポーツ紙が取引先との話題作りの