「水責め尋問」は「拷問」か否か？ 禁止法案が米上院を通過 大統領は拒否へ - MSN産経ニュース

米上院本会議は１３日、中央情報局（ＣＩＡ）がテロ容疑者らに大量の水を注ぎ、自白を迫る「水責め尋問」を行うことを禁じる条項を盛り込んだ法案を賛成５１、反対４５で可決、同法案は議会を通過した。ブッシュ大統領は拒否権を行使する見通し。 可決されたのは２００８会計年度（０７年１０月〜０８年９月）の情報活動の大枠を定める情報権限法案。同法案は「水責め尋問」など過酷な取り調べを禁じた米陸軍の尋問指針を順守するようＣＩＡに求めている。 ＣＩＡのヘイデン長官は先週、米中枢同時テロの主犯格の一人でアルカーイダのナンバー３だったハリド・シェイク・モハメド被告ら３人に「水責め尋問」を行ったことを初めて認めている。 下院は昨年１２月に可決し、上院に送った。多数派の上院民主党は「水責め尋問」が「拷問」に相当するとの立場から可決を主導、共和党穏健派を取り込んだ。 ベトナム戦争で捕虜生活を経験した、共和党の大統領候補指

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