オマーン カブース国王即位４０年 「恵まれし復興」英女王称賛 (1/4ページ) - MSN産経ニュース

即位４０年記念式典に先立って公式訪問し、カブース国王（右）に写真を贈るイギリスのエリザベス女王＝オマーン・マスカット（共同） 中東のアラビア半島東南部に位置するオマーンのカブース・ビン・サイード国王（７０）は、１９７０年の即位から今年で４０年を迎えた。鎖国政策を続けていた父親のサイード前国王を追放し、２９歳で国王に即位。石油資源を活用し、開放政策や経済発展を実現させてきた。その安定的な統治は“恵まれし復興”“祝福された再生”などと称される。中東では、約４１年間にわたって体制が続くリビアの最高指導者、カダフィ大佐に次ぐ長期治世を誇る。 ■シーン１ 即位４０年を祝う数々の式典やイベントは先月２７日から３０日にかけて、首都マスカットのワッタヤスタジアムなどを会場にして、盛大に行われた。式典には軍隊や王宮騎馬隊、民間人など約１万５０００人が参加し、民族舞踊や楽隊パレードなどを披露した。カブース国王