【リビア騒乱】アラブ連盟が飛行禁止区域設定を容認 反体制派への空爆阻止で - MSN産経ニュース

【カイロ＝大内清】アラブ連盟（本部カイロ）は２日、外相会合を開き、リビア最高指導者カダフィ大佐の軍による反体制派への空爆を阻止するため、米欧が協議しているリビア上空での飛行禁止区域の設定を容認することを決めた。これまで飛行禁止区域設定に消極的とされてきたアラブ諸国が容認に転じたことで、米欧での議論も加速しそうだ。 またリビア北東部の同国第２の都市ベンガジを拠点とする反体制派の「国民評議会」スポークスマンはこの日、国連による承認の下で「カダフィ氏側の傭兵（ようへい）部隊への空爆を要請する」と言明。同評議会議長に、カダフィ氏に反旗を翻し反体制派に合流したアブドルジャリル前司法書記（司法相）が就任することも発表した。 一方、カダフィ氏は首都トリポリで演説し、「米軍か北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）軍が来れば、血みどろの戦争になる」と、米欧を牽制（けんせい）した。 中東の衛星テレビ局アルジャジーラなど

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