金正恩氏の母、高英姫氏の偶像化映像明らかに、出自隠し党・軍幹部に偽名で説明＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース

北朝鮮で５月から朝鮮労働党などの幹部向けに上映が始まった、金正恩第１書記の生母で在日朝鮮人出身の高英姫（コ・ヨンヒ）氏を写した映像をＮＰＯ「救え！北朝鮮の民衆／緊急行動ネットワーク」（ＲＥＮＫ）が入手し２９日、一部メディアに公開した。今後、高氏の偶像化が本格化する可能性が高い。◇ 北朝鮮で上映が始まった金正恩第１書記の母、故高英姫氏の映像は、高氏がいかに金正日総書記を献身的に支え、「国民の母」として慈愛にあふれるかを強調する。在日朝鮮人出身の出自に一切触れないのに加え、撮影は５０歳前後の一時期に集中し、肝心の金第１書記がほとんど登場しないなど不可解な点も多い。偶像化映像作成の背景に何があったのか。（桜井紀雄） 「（金正日）将軍さまは兵士がいるところならどこでもお母さま（高氏）と向かわれた」「お母さまは将軍さまの健康と安寧が自分にかかっていると感じないことは一時もなかった」 《偉大なる先軍（