「成功者の上からの目線」「勇気づけられた」…フェイスブック女性ＣＯＯ、著作が波紋＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース

【ワシントン＝柿内公輔】米国で女性の働き方やキャリアアップをめぐる論議が高まっている。火付け役は交流サイト、フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者（ＣＯＯ）。著書で働く女性に自立を促し、支援活動にも乗り出した姿に共感が寄せられる一方、「特殊な成功者の上からの目線」と冷ややかな声も聞かれ、波紋が広がっている。 「今でも世界は男性中心に回っている。でもこの先もうまくいくかといえば、私にはぴんとこない」 カリフォルニア州で５月２９日に開かれたＩＴ業界のイベントに参加したサンドバーグ氏は、著書「リーン・イン（前に一歩踏みだそうとの意）」を出版した動機を問われ、「企業で女性の活用が進めば、もっと多くの問題が解決できる」と語った。 自らの経験も踏まえ、「遠慮せず男性と肩を並べて」と働く女性の背中を押す著書は３月の発売後ベストセラーになり、「勇気が出た」「私もシェリルに近づきたい」といった

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