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空犬通信 新しい辞書のかたちとなるか、三省堂Dual Dictionary
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空犬通信 新しい辞書のかたちとなるか、三省堂Dual Dictionary
編集という仕事がら、辞書をよく使う。なので、こういう記事はちょっと気になったりする。 「三省堂、「... 編集という仕事がら、辞書をよく使う。なので、こういう記事はちょっと気になったりする。 「三省堂、「大辞林」などを書籍とWebに同時出版 -書籍の購入でWebでも利用可能に」「[新製品]三省堂、書籍でもウェブでも両方使える「電紙(でんがみ)辞典」」 この数年、紙の辞書の売り上げはずっと下り坂。代わりに伸びているのが電子辞書。この辞書市場の主役交代については、上の記事でもふれられているし、これまでも全国紙の記事などで取り上げられているから、ご存じの方も多いだろう。辞書といえば、かつては、新学期の辞書シーズンには当たり前のように、万、十万、百万の単位で売れていた商品である。それがこんなふうになるなんて、紙の辞書しかなかった学生時代を過ごしているぼくのような身にはなんだか信じられないような状況だ。 今回、Dual化されるのは、以下の3点の辞書。 『大辞林』第3版『ウィズダム英和辞典』第2版『ウィズ