スポーツナビ | サッカー｜ニュース｜「ニュー国見」が圧倒＝伝統の走力にパスも−高校サッカー

青と黄色のストライプ、丸刈りのイレブン−。おなじみの強豪、国見が3年ぶりに選手権に登場し、初戦を飾った。 試合前のボール回しでミスが目立った。「上がっているんじゃないかな」。高橋監督の心配は開始1分でかき消された。大町が中央で左足ボレーを決めて先制。その後も主導権を渡さず、5ゴールを挙げて圧倒した。 最後まで相手を上回った走力の基本は、小嶺元監督時代から受け継がれている走り込みだ。大会前などに、短距離と長距離を1日2時間走る。主将の野地は「嫌になることがある」と言う。 2008年就任の高橋監督は、そこにパスの要素も加えた。「ロングボールで90分間走るサッカーは、体力的にできない。子供たちが自分で考える部分を生かしたい」。パスをつなぎ、1対1の場面では力強く抜き去る。「ニュー国見」の強さが存分に発揮された。 もちろん、1勝だけでは満足できない。野地は「全国を目指して国見に入ったのに、

[itaruru]

国見強かった、次は面白い。