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スポーツナビ | 北京五輪への道|なでしこにとっての「東アジア」(1/2) 東アジア女子選手権 日本代表対韓国代表
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永川スタジアムでグッズを売る人々。国旗、双眼鏡、鳴り物、オフィシャルな物はひとつもない 【 photo ... 永川スタジアムでグッズを売る人々。国旗、双眼鏡、鳴り物、オフィシャルな物はひとつもない 【 photo by 宇都宮徹壱 】 ■満月と花火と爆竹と 女子の試合の取材を終えて、会場の永川から1時間ほどバスで揺られて重慶のメディアホテルに到着。いきなり頭上で「どどーん」という音が聞こえたので見上げると、冬の夜空に花火が打ち上がるのが見えた。その後、タクシーに乗り換えて自分が投宿しているホテルに戻る途中でも、花火やら爆竹やらの破裂音をあちこちで耳にした。いったい何のお祭りなのだろう。 思い出した。この日は「元宵節」であった。中国の人々は、旧暦の1月15日(すなわち一年で最初の満月の日)を「旧正月をしめくくる日」として盛大に祝うのである。今年は、2月21日がその日に当たる。そういえば会場を出るとき、ぽっかりと満月が顔をのぞかせていたっけ。 それにしても、20日に行われた男子の日本対中国の試合