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司法試験・法科大学院(ロースクール)情報
昨年と比較すると、すべてのカテゴリーで、受験者が増加しています。以前の記事(「令和4年予備試験口... 昨年と比較すると、すべてのカテゴリーで、受験者が増加しています。以前の記事(「令和4年予備試験口述試験(最終)結果について(2)」)でみたとおり、年代別でみると、20代以上のすべての年代で受験者が増加していましたから、これは自然なことです。 コロナ禍以前の令和元年との比較という点でいえば、「なし」、すなわち、新規参入の受験者が、最も増加しています。これは、前回の記事(「令和4年予備試験口述試験(最終)結果について(3)」)でみたとおり、主に大学生と有職者の受験が増加したことによるものでした。一方で、「旧試験のみ」と「両方」は、減少しています。旧司法試験はもう実施されていないわけですから、これは自然なことといえるでしょう。とはいえ、「旧試験のみ」と「両方」を合わせると、3004人。これほどの数の人が、旧司法試験時代からずっと苦労をしながら受験を続けているという事実は、あまり知られていません。