佐藤亜紀日記: 2006.9.16 - 平野氏の反論への反論

今や懐かしい「生活と意見」第十三回、『バルタザールの遍歴』絶版の理由に対する、平野氏側からの反論が六年ぶりに漸く出たらしい。興味のある方は平野氏のサイトに載ったらしいので、そちらをご覧いただきたい。私には誰かご親切な人が全文メールで送ってくれた。 一応読んだが、格別の感想はない。イタい電波女の妄想、売れない本が絶版になるのは当り前、という、くだんの文章をUPした当時ネット上で散々投げ付けられた罵倒を繰り返しているだけであり、こちらとあちらのテクストの関係ないし無関係に関しても、新しいことはひとつも挙げられていない。まあその問題に関しては、これもまたネット上で散々に論じられた後だ。今更こんなものを公にする意味があるとすれば、取り敢えず反論はしましたよ、というだけであろう。 彼は生き延びたし、幸い私も生き延びた。それで漸く双方の主張が出揃ったと言うなら、めでたいことだ。

[na23]

何かどうでもよくなってきた。「戦争の法」しか読んでないしな。無断リンク禁止？無断はてブはいいんでしょうか。

[facet]

世界が違うのか。

[Chaborin]

反論への反論ではなく、反論を特に相手にしないというコメント。それならそれでいいじゃないかとも思う。

[oyuuii]

「一応読んだが、格別の感想はない」たぶん佐藤氏は負けをみとめたくないんだろう。盗作ではないと思うが、素材はかなり似ている。小説としての出来は佐藤氏の方が断然上なんだけどね

[Akimbo]

平野氏の当該エントリと同時にブックマーク。もう自分の中では解決ずみの問題なのね。しかし相手を「パクリ」などというきたならしい言葉でののしったのなら、それなりの、誠意をもった応対をするべきではないのか。

[banraidou]

今更感漂う

[memoclip]

この人の語り具合を見るに、不毛な議論で終わりそう。イタイ電波女か。

[Erlkonig]

結局この人、盗作であるという根拠をちゃんと挙げたんですかね。

[ykurubushi]

佐藤亜紀への平野反論の感想。ああ、なんか見事に噛み合ってない。