専攻別にみた博士課程修了生の惨状（補正）

8月30日の記事では，大学院博士課程修了生の無業者率，死亡・進路不明率を細かい専攻ごとに出したのですが，この記事をみてくださる方が多いようです。 いただいたコメントやツイッター上でのつぶやきを拝見したところ，上記記事の分析には，いくつかの不備があることに気づきました。また，不適切な解釈もあります。今回は，その補正をしようと思います。 文科省の『学校基本調査』では，博士課程修了生（単位取得退学者含む）の進路状況が調査されています。そこにて設けられている進路カテゴリーは，以下のようです。8月30日の記事でも紹介しましたが，重複を厭わず再掲いたします。 ①：進学 ②：正規就職 ③：非正規就職 ④：臨床研修医 ⑤：専修学校・外国の学校等入学 ⑥：一時的な仕事 ⑦：左記以外の者 ⑧：死亡・進路不明 先の記事では，無業者率（⑥～⑧の者の比率）と進路・死亡不明率（⑧の者の比率）を計算したのですが，後者が

[kimurasatoru]

データえっせい: 専攻別にみた博士課程修了生の惨状（補正）

[kagakaoru]

博士はバクチや道楽だよなー

[kousyou]

"2人に1人が無業者，3人に1人が死亡・進路不明者，という専攻もあります。"

[limesaki]

学問

[REV]

Ph.D.とMDの関連について。

[houyhnhm]

ポスドク・期間雇用が存在する以上、無職は発生する。暇な間に企業就職とかないしね。

[KoshianX]

人文科学系50%近くが無職なのか。史学文学も40%。日本は日本人の知力を使えてないんだな……

[koinobori]

法学・政治学の博士を出た方の進路不明・死亡率が殊の外高いという話。学部の時のあの院生さんは元気かなあ/医学の博士をでた方で、無業者率が10%を越えるのも意外。何か見方があるんだろうか。