大人のための夏目漱石『こころ』解説：解答編（R指定） - Think outside the box

2013-06-03 大人のための夏目漱石『こころ』解説：解答編（R指定） カルチャー 【大人のための夏目漱石『こころ』解説】の解答編です。読者自身の解答との違いを考えてもらいたいので、【問題編】を先に読んでください。 また、一部の人には突拍子もない飛躍したトンデモ解釈と受け取られる可能性があるので、証拠固めをしている【攻略編】を先に読むことを強く勧めます。 『こころ』を読解するカギは、 私（上・中）と先生（下）が、自分を動かしている無意識（本性）を自覚していないため、二人が「嘘をつく気はないが、本当の心を語っていない」ことです。「本人を行動させているのは無意識に潜むＹなのだが、Ｙという観念を持ち合わせていないため、Ｘによって行動していると本人が錯覚している」とも言えます。 たとえば、［上・十三］では、先生には「恋」に見えるものが私には見えないこと、先生が持っている「恋」の観念を私は持って

[akamemukan]

同性愛ね。ま、真実論争というか解釈だね。