エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
十四娘を賣つた金 四十圓の家と化す (昭和期日本の貧困 その4) - 現代史のトラウマ
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
十四娘を賣つた金 四十圓の家と化す (昭和期日本の貧困 その4) - 現代史のトラウマ
「近現代史の真実」と称する自己賛美史観からは距離をおき、近現代史の「現実」を直視することから始め... 「近現代史の真実」と称する自己賛美史観からは距離をおき、近現代史の「現実」を直視することから始めたい。歴史理解において重要なのは、まず事実に向き合うことであって、過去へ願望を投影することではない、はずだ。 古書市で入手した昭和9年と10年の新聞切抜き帳(スクラップブック)に貼られた記事を用いて、近代日本を最底辺で支えた貧困層の現実がどのようなものであったのかについて読み進めてきた。 昭和9年、冷害に襲われた東北地方(冷害による飢餓の実態は「草木に露命をつなぐ (昭和期日本の貧困 その2)」参照)の人々は、「口べらし」のために娘を身売りするまでに追い込まれた(「賣られる最上娘 (昭和期日本の貧困 その1)」参照)。 「娘の身売り」に頼る貧困層の姿(「廓模様新紅毛情史 (昭和期日本の貧困 その3)」参照)。それが、昭和戦前期の日本の現実、近代日本の現実の姿であった。 今回も、当時の紙面から切り