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浮遊砦-02
「じゃ、持ってくるから」と言い置き、海風は海風に姿を変えてどこかへ吹き去った。 クチダケ鳥と智庵が... 「じゃ、持ってくるから」と言い置き、海風は海風に姿を変えてどこかへ吹き去った。 クチダケ鳥と智庵が思い出話などしていると、やがて東の海の端に、なにか黒い物体が現れた。 つばの広い山の高いソンブレラ帽のような影形。みるみるこちらに近づいて来る。 ぐるりとそびえる高い壁、ツンと突き立つ物見櫓(やぐら)。櫓のてっぺんにはためくは、穴の空いた灰色旗。 あれが浮遊砦か。波立つ海面の十数メートル上を音も無く走る。 飛んで出迎えたクチダケ鳥に、砦を押してきた風がヒュウヒュウうなる。 「お待たせー。そこにある碇(いかり)、落としてくれない?」 クチダケ鳥は上空から砦を見下ろした。 敷地のすみに、人の体ほどある大きなドラム。長々と鎖が巻かれている。 舞い降りてみると、鎖の先端に銀碇が付いている。人の手のひらほどしかない。 「ひゃ、小さ! こんな軽い碇、利くんやろか」 クチダケ鳥の疑問に、海風が応えた。 「魔
2007/08/03 リンク