「サリー」が一時停止 作業員、誤ってボタン押す : 47トピックス - 47NEWS（よんななニュース）

東京電力は８日、福島第１原発の汚染水浄化システムのうち、８月に導入したセシウム吸着装置「サリー」が約４時間停止したと発表した。作業員が誤って停止ボタンを押したためで、稼働以来、トラブルでサリーが停止したのは初めて。 東電によると、午前８時ごろ、サリーの近くに設置されている滞留水受けタンクの警報が作動。調べると、作業員が誤って電源停止ボタンを押したことが分かり、午後０時すぎに再起動して運転を再開した。 また東電は、同日午前に男性作業員１人が全面マスクを着用せずに、福島第１原発の敷地内に入ったことを明らかにした。収束作業の拠点「Ｊビレッジ」から作業に向かう際に急いでいたため、装着を忘れたという。これについて、経済産業省原子力安全・保安院は、東電に再発防止の徹底を指示した。 （共同通信） 2011/09/08 21:45