大学教授らの知恵、防犯に活用 福岡県警：朝日新聞デジタル

犯罪防止を目的に警察が大学教授らとコラボ――。福岡県警が今月、防犯対策などを研究する大学の研究者５人に「犯罪予防研究アドバイザー」を委嘱した。研究者は県警から犯罪発生場所などのデータの提供を受け、防犯対策を助言する。行政や開発業者らとも連携し、街づくりにつなげることを目指している。県警によると、全国初の取り組みという。 発案したのは、県警で防犯対策に取り組む生活安全総務課。県警には犯罪の発生場所や犯人の動機、犯行時の服装、逃走の経路や手段といった膨大なデータが蓄積されているが、それを効果的な防犯対策に結びつける専門家はいなかった。 そこで「防犯効果と親しみやすさを備えた公園の設計」や「犯罪から守りやすい住宅の設計指針」といった研究実績を持つ、九州大や福岡大、東大、筑波大の教授や准教授を助言者に選んだ。

[matta_ken]

データは生かされるためにある。いい取り組みだわ。