パリ銃撃戦のアパート、損傷生々しく 警察が検証：朝日新聞デジタル

枠ごと吹き飛んだ窓、放射線状に広がる弾痕――。同時多発テロの容疑者グループと仏警官隊の銃撃戦の現場となったパリ近郊サンドニのアパートは、戦闘の激しさを物語っていた。容疑者１人が自爆したとみられ、激しく損傷していた。 現場のアパートは、サンドニの中心部にある二つの教会の間に位置する住宅地の一角。４階建ての最上階部分に犯人グループが立てこもっていたとみられる。 銃撃戦は現地の１８日早朝に起きた。現場では同日午後になっても、白い服を着た警察の鑑識班が慌ただしく出入りしていた。仏検察当局は１８日の会見で「銃撃で半壊している状況で、慎重に作業する必要がある」と説明。制圧まで約７時間かかった今回の突入作戦で計５千発の銃弾が使われ、銃撃戦で警察官５人が負傷したと明らかにした。 近くに住むデザイナー、バドラ・ズランさん（２４）によると、同日午前４時すぎに激しい爆発音があり、その後約２時間にわたって銃声や爆

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パリ銃撃戦のアパート、損傷生々しく　警察が検証