asahi.com（朝日新聞社）：「ゼロ金利」解除へ総裁意欲 ００年上半期の日銀議事録 - ビジネス・経済

日本銀行は３０日、２０００年１〜６月の金融政策決定会合の議事録全文を公開した。この時期は政策金利を実質ゼロにする「ゼロ金利政策」の解除の直前。「異常な政策」としていた速水優総裁（当時）の解除へ向けた意欲が伝わってくる。 日銀は金融危機後の９９年２月、世界でも過去に例のないゼロ金利を導入。１年を経た００年前半は、景気が外需主導で持ち直す中で、設備投資や雇用・所得の増加に波及し、自律的な回復に向かうかどうかが注目されていた時期だ。 設備投資などに明るさが出てきた３月２回目の会合では、速水総裁は「（日銀の政策が）普通の病室に戻って良いかどうか判断できる状況」と指摘。景気判断を上向かせた４月１回目では「解除の機が熟しつつあるという私の考えに自信を得られた」、６月１回目には「考えをいよいよ強めた」とトーンを強めた。６月２回目になると、ゼロ金利について「資本主義経済ではない」などと強い調子で副作用

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結局、この時のゼロ金利解除は時期尚早だったという事。それから10年経ってもデフレの経済学は世間に浸透していない。本当はインフレ期とデフレ期ではやるべき事が違うはずなのだけど。。