asahi.com（朝日新聞社）：ソニー、サムスンと合弁解消交渉 液晶テレビ事業 - ビジネス・経済

印刷 関連トピックスソニー 韓国・サムスン電子と共同出資するテレビ向け液晶パネルの生産会社をめぐり、ソニーが保有株をサムスンに売って合弁を解消する交渉をしていることが分かった。７年連続で赤字が続くテレビ事業を立て直すためで、同業他社も同様の改革を急いでいる。 ソニーが合弁解消を目指しているのは、２００４年に設立した「Ｓ―ＬＣＤ」（韓国・忠清南道）というテレビ向け液晶パネルの生産会社。サムスンが発行済み株式の５割と１株を持ち、ソニーが残りを出資。韓国の工場でつくったパネルは、両社がほぼ半数ずつ買い取ってきた。しかし、ソニーは合弁を解消し、より幅広いメーカーから柔軟にパネルを調達することで、コスト削減につなげたい考えだ。 背景には、薄型テレビ市場の急激な変化がある。合弁事業を始めた当時は薄型テレビの需要が急に増えていたころで、どこもパネル不足に直面していた。合弁会社の設立には、両社で投資

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