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asahi.com(朝日新聞社):【放送】原発事故被災地で始動した「ケアのジャーナリズム」 - メディアリポート - デジタル
被災者は飼い犬に最後の餌を与えた。そして、急いで車に乗り込み走り去った。犬は餌には目もくれず、一... 被災者は飼い犬に最後の餌を与えた。そして、急いで車に乗り込み走り去った。犬は餌には目もくれず、一心不乱に車を追いかけてきた。後部座席から向けたカメラに、犬は最後の走りを見せた。車はカーブを切り、犬は視界から消えて行った……。 これはNHKのETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」(5月15日放送)のラスト・シーンの要約である。犬は飼い主を恨むことなく、きっとどこかで諦め、もと来た道を戻ったに違いない。もちろん、この番組は犬の走りのために作られたのではなかろう。とはいえ、不覚にも涙が出た。彼は、高濃度の放射能の中に置き去りにされたのだから……。 3・11福島第一原発事故以降、私たちはたびたびこうした酷(むご)いシーンを見るようになった。涙もろくなったのは、個人としての弱さだけでなく、人間が構築したと信じてきた社会のもろさをいとも簡単に見せつけられた結果、もっと多重的であるべき感情
2011/09/09 リンク