asahi.com（朝日新聞社）：家は決まっても職探しはこれから 東京の「派遣村」終了 - 社会

昨年末から東京都が住まいのない求職者を対象に実施してきた「官製派遣村」が１８日午前、終了した。ピーク時は８００人余りが利用し、半数以上が生活保護などを受けることになった。しかし、新しく仕事が決まった人はごく一部で、今後は通常の就労支援に引き継がれる。仕事を見つけて生活を立て直すという課題は残ったままだ。 午前８時すぎ、都が無料提供してきた大田区の宿泊施設から、利用者が着替えなどの入ったバッグをさげ、貸し切りバス５台に乗り込んだ。バスは次々に出発し、近くのＪＲ駅に向かった。 元派遣社員の新井勝美さん（４８）は生活保護受給が決まり、板橋区のアパートを見つけた。「住まいが決まったので、ようやく職探しができる」と安心した様子だった。ハローワークでは介護の仕事を勧められたが、「自分に向いているかどうか分からない」と決心がつかないでいるという。 政府の要請を受け、都は派遣村を昨年１２月２８日に開

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次にどう繋げるかと云う新たな課題が出たことはいいことだろう。