asahi.com（朝日新聞社）：漁業４社、漁獲枠超過認める 操業停止へ 資金提供問題 - 社会

ロシアの排他的経済水域（ＥＥＺ）でスケトウダラ漁をする北海道と東北の漁業会社４社がロシア国境警備局側に計約５億円を提供していたとされる問題で、４社すべてが水産庁の調査に対し、日ロ漁業交渉で定められた漁獲枠を超えて操業していたことを認めたことがわかった。 ロシアＥＥＺ内での操業許可を持っているのは４社だけで、今月下旬から漁に入る予定だったが、水産庁は漁業法に基づく操業停止（停泊処分）の行政処分の手続きに入る方針で、調査結果を東京地検などに通知する。操業停止は漁獲量超過に対する処分では最長の７０日間になる見込み。漁に適しているのは３月ごろまでだといい、４社は今季、事実上スケトウダラ漁ができなくなる。４社の漁獲枠はスケトウダラの国内流通量の約２％。実際にはこの数倍程度漁をしていたとみられるが、操業停止でも国内の消費に大きな影響はないとみられる。 処分を受けるのは金井漁業（北海道釧路市）、稚内

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