asahi.com（朝日新聞社）：老夫婦、電車にはねられ死亡 連れ添い病院帰り 名古屋 - 社会

２１日午前１０時ごろ、名古屋市南区呼続２丁目の名鉄名古屋線の踏切で、近くに住む無職森田秀雄さん（９１）と妻の喜三子さん（８４）が、東岡崎発犬山行き普通列車（４両編成）にはねられる事故があり、喜三子さんは約１時間半後に死亡した。一時意識があった秀雄さんも約３時間２０分後に死亡した。 南署などによると、現場の踏切は遮断機と非常ボタンがあり、幅２メートルほどの道が交わる。事故当時、遮断機は下りており、正常に作動していたとみられる。非常ボタンは押されていなかった。 秀雄さんは目が悪く、喜三子さんと一緒に眼科に行った帰りだったとみられる。同署の説明では、列車の男性運転士（３３）は「１人が倒れていて、もう一方が助けようとしているように見えた」と話しているという。現場近くには、喜三子さんのものとみられる手押し車があった。 事故直後の現場を目撃した近くの男性（７１）は「上りと下りの線路の間に男性が仰