asahi.com（朝日新聞社）：教育・研究○ 運営・財務で△も 国立大、初の外部評価 - 社会

法人化後に各国立大学が立てた教育内容や運営の目標達成度合いをみる、文部科学省の国立大学法人評価委員会（野依良治委員長）の評価結果が２６日、初めて公表された。各大学とも教育・研究分野の達成状況はよかったが、組織や財務など運営面で不十分とされる大学もあった。 対象となったのは、８６の国立大と、大学研究者が利用する四つの大学共同利用機関。０４年度の法人化で、各大学は、教育や研究、学業の成果、財務内容など７項目（大学共同利用機関は８項目）で、６年間で達成すべき目標（第１期中期目標）を設けた。今回は０４〜０７年度の４年間の実績について評価した。 評価委は、報告書を分析するとともに、学長からの聞き取り調査も実施し、達成状況について、非常に優れている▽良好▽おおむね良好▽不十分▽重大な改善事項がある、の５段階で評定。 教育・研究については、評価委から要請を受けた大学評価・学位授与機構が、学部・研究