asahi.com（朝日新聞社）：生活保護を虚偽申請容疑 大阪のＮＰＯ法人理事を再逮捕 - 社会

大阪市の生活保護費を不正に得ようと、生活困窮者を賃貸住宅に住まわせて、うその家賃などを申請させたとして、大阪府警は８日、大阪市中央区のＮＰＯ法人「ヒューマンサポート大阪」の理事、橋本孝司容疑者（６３）＝宅地建物取引業法違反罪で起訴＝を生活保護法違反の疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 浪速署によると、橋本容疑者は２００９年１０月、大阪市中央区のマンションを３０代の女性に紹介した際、礼金不要の物件なのに２５万円などとする虚偽の生活保護の申請書類を作り、女性の代理で市に提出した疑いがある。同容疑者は礼金や家賃などとして住宅扶助費約３５万円を市から受け取ったが「女性には一部しか渡していない」と説明しているという。