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asahi.com(朝日新聞社):市民参加、法廷新時代 裁判員裁判スタート - 社会
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asahi.com(朝日新聞社):市民参加、法廷新時代 裁判員裁判スタート - 社会
全国で初めての裁判員裁判は3日午後、東京地裁(秋葉康弘裁判長)で開廷した。審理に臨んだのは、午前... 全国で初めての裁判員裁判は3日午後、東京地裁(秋葉康弘裁判長)で開廷した。審理に臨んだのは、午前中の選任手続きで選ばれた裁判員6人と補充裁判員3人。公判はこの日から4日連続で行われる予定で、5月21日にスタートした裁判員制度のもとでの最初の判決は6日に言い渡される。これまでプロの法律家によって担われてきた刑事司法への市民参加が、いよいよ始まった。 東京地裁で最も大きい104号法廷の傍聴席は98席。オウム真理教事件などの大裁判が開かれるたびに、日本中の注目を集めてきた法廷だ。 3日午後1時半。法壇の背後にあるドアが開くと、黒い法服を着た裁判官3人に続いて、6人の裁判員と3人の補充裁判員が入ってきた。スーツ、ポロシャツ、ワンピース。服装も年齢も様々だ。 裁判所は、裁判員の氏名や性別などの個人情報を一切公表しないため、法廷に姿を見せるまで、どんな人物が選ばれたのかはわからない。ふだんは裁判