朝日新聞デジタル：弁護団、毒物独自鑑定へ 名張毒ブドウ酒事件 - 社会

鑑定方法と不純物の有無 １９６１年に三重県名張市で女性５人が死亡した名張毒ブドウ酒事件の特別抗告審で、弁護団が焦点の毒物を特定するため、独自の鑑定を新たに実施する方針を最高裁と最高検に示したことが、関係者への取材でわかった。弁護団は鑑定結果を踏まえ、奥西勝死刑囚（８６）の再審請求を棄却した５月の名古屋高裁決定に反論する意見書を年内にも提出するとみられる。 高裁は決定で、犯行に使われた毒物は、奥西死刑囚が自白した農薬・ニッカリンＴとみなして矛盾しないとの判断を示した。事件当時の捜査側の鑑定では、ニッカリンＴに水分が加わると生じる不純物が検出されなかった。弁護側は第７次再審請求でこの矛盾を突いたが、高裁が実施した鑑定では、再現したニッカリンＴを水に加えた溶液には不純物が高濃度で含まれるものの、捜査側の鑑定の準備段階の抽出法では不純物を取り出せなかった。これが決定の根拠になった。 しかし、

[nakakzs]

最近飯塚事件や東電OL事件など昔の怪しい鑑定などの再検証の動きが大きいけどいいことだと思う。人間絶対間違えないなんてことはないので。疑わしきは調べ直す方が未来に信用が担保される。