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asahi.com(朝日新聞社):消えたお宝、九州流れ旅 ステンドグラス、宮崎→鹿児島 - 社会
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男性所有の2枚のステンドグラス。宮崎市の青島(右)、宮崎県日南市の油津(左)をデザインしたものと... 男性所有の2枚のステンドグラス。宮崎市の青島(右)、宮崎県日南市の油津(左)をデザインしたものとみられる=鹿児島県志布志市 宮崎県が所有していて行方不明になっていた大正期のステンドグラス。この一部とみられるものを、約80キロ離れた鹿児島県志布志市の男性(62)が保管していた。5年ほど前にリサイクル店で買ったというが、公有の貴重品が流通していたことになる。 ステンドグラスは1923(大正12)年、宮崎県庁(宮崎市)の向かいに建てられた県公会堂に取り付けられた。縦59センチ、横124センチで、県内の景勝地がデザインされ、当時は8枚あった。図案は県職員が描いたとされる。 公会堂は69年に解体されたが、ステンドグラスは保管。83年には壊れずに残っていた4枚を県が宮崎市のデパートで展示し、再び保管した。だが2007年、行方不明になっていることが判明した。 今年2月、行方不明のステンドグラスを