asahi.com（朝日新聞社）：「帰る」より「とどまる」 関西で帰宅困難想定し訓練 - 社会

印刷 関連トピックス地震【動画】関西初の大規模帰宅困難者訓練帰宅困難者を想定した避難訓練＝２日午前１０時２４分、大阪市、矢木隆晴撮影帰宅困難者を想定して船を使った避難訓練が行われた＝２日午前１１時３３分、大阪市福島区、矢木隆晴撮影 大地震で交通機関がまひし、帰宅できない人が大量に発生した――。そんな事態を想定した、関西初の大規模訓練が２日、大阪市を主会場にあり、大阪、京都、兵庫の３府県の１５自治体や民間企業などから約１千人が参加した。帰宅しようとする人たちへの支援と同時に、「とどまる」という発想の徹底が求められている。 訓練は震度６強の直下型地震が発生し交通機関がまひした想定で、午前１０時に始まった。 大阪駅周辺の企業の従業員が誘導役となり、一般参加者ら約８００人が福島区の市中央卸売市場の船着き場などに徒歩やバスで移動。同船着き場からさらに船で天保山や神戸に向かった。メーン会場の旧市