asahi.com（朝日新聞社）：美術評論家の針生一郎さん死去 前衛芸術批評 - おくやみ・訃報

針生一郎さん＝０９年３月、川崎市多摩区 反権力の立場から前衛芸術批評を手がけた美術評論家で、「原爆の図 丸木美術館」（埼玉県）の館長も務めた針生一郎（はりう・いちろう）さんが２６日、急性心不全で死去した。８４歳だった。通夜は３１日午後６時、葬儀は６月１日午前１０時３０分から川崎市多摩区南生田８の１の１の春秋苑で。喪主は長男徹さん。 仙台市生まれ。東北大文学部卒、東大大学院で美学を学ぶ。美術家の岡本太郎や文学者の花田清輝、安部公房らによる前衛芸術の研究会「夜の会」に参加。戦後の芸術運動の最前線で活躍した。美術のほか文学の評論も手がけた。 軍国少年だったことへの反省から、民衆の側に立った歴史と平和を探る思想を模索。戦後、日本共産党に入党したが１９６１年に除名された。７０年の大阪万博では、万博に反対する運動に参加。第三世界の芸術家との連帯を目指す活動でも知られた。 ６８年にイタリアの国際

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引用：「原爆の図　丸木美術館」（埼玉県）の館長も務めた針生一郎（はりう・いちろう）さんが２６日、急性心不全で死去した。８４歳だった。

[ohnosakiko]

ブクマし忘れ／最初に自分の小遣いで買って読んだ美術評論がこの人のだった。二十歳頃。既に「前衛」という言葉は死語だったけど。