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朝日新聞デジタル:高線量浴びたマウス「生存率3倍」の物質開発 産総研 - 科学
極めて高いレベルの放射線を浴びても、注射をすれば生存率が3倍に向上――。そんな作用をもつ物質を、産... 極めて高いレベルの放射線を浴びても、注射をすれば生存率が3倍に向上――。そんな作用をもつ物質を、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の研究チームが開発し、動物実験で効果を確認した。6日から東北大で始まる日本放射線影響学会で報告する。 この物質はたんぱく質の一種の「FGFC」。マウスに強い放射線(6千ミリシーベルト相当)を当てて実験した。2時間後に腹部にFGFCを注射したグループは、しなかったグループに比べ、20日後の生存率が3倍に高まることが分かった。 強い放射線を浴びると、腸の粘膜をつくる幹細胞が死滅して生命に危険が及ぶが、FGFCは何らかのしくみでこの幹細胞の死滅を防いだり、増殖を促したりするらしい。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事福島「線量0」の子
2012/09/05 リンク