第28話 天文精密日時計 - 天体時計 - シチズン・アクティブ株式会社

第26話で紹介した、日本標準時が直読できる精密標準時日時計を実現させた結果、日時計が持つ本来の高精度を世の中に示すことはできたのだが、天文屋としての立場から何としても日時計で実現させたい機能が残されていた。それが恒星時表示機能である。 先ず、この機能の魅力を述べることにする。日常生活で広く使われている日本標準時を使って、恒星や星座の見える方向を知るための赤道座標の地平座標との位置関係を知るには、年月日と時刻に観測地点の緯度と経度まで必要になる。一方、恒星時を使えば観測地点の緯度と地方恒星時だけで、天球の赤道座標が地平座標に対してどんな位置関係にあるのかがわかり、結果として恒星や星座が見えている方向を知ることができるのである。恒星や星座の位置を知りたい時、恒星時は大変重要で便利な時刻なのである。 恒星時日時計は、太陽光線による光点または影の位置で地方恒星時が読めるように時刻目盛を刻んだもので

[emiladamas]

精密な日時計を作った人の話。すごいんだろうけど、よく分からない。／”最後に残された唯一確実な方法は、開発設計者の私が自ら客として全額自費で発注することだった”

[adhicamt]

天文精密日時計