神田教会聖堂

カトリック神田教会は1874年(明治7年）1月に創建され東京の教会でも有数の歴史を持つ教会です。現在の聖堂はフランス人宣教師シェレル神父の構想により、1928年（昭和3年）に完成したもので、当時の面影がそのまま残っています。マックス・ヒンデル氏の設計によるロマネスク様式とルネッサンス様式を融合させた建築です。 この聖堂には次のような特徴があります。 @一つの祭壇を中心に集まるキリスト者 A二位の天と地の間にあって B三つの姿のキリスト（十字架・聖体・復活）を見守る。 C四つのご像（左より聖母・聖ヨハネ・聖アンナ・聖ヨゼフ）が人々に向かって語りかけ D五つの扉（後方・左右）が開かれ E六本（両側で12本）の柱が使徒たちと神の民を表し F七つの窓が教会の秘跡を象徴しています。