中日新聞:天竜川の転覆船、下流で発見 :社会(CHUNICHI Web)

トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 天竜川の転覆船、下流で発見 2011年8月19日 22時57分 浜松市天竜区の天竜川で天竜浜名湖鉄道（同区）の川下り遊覧船が転覆し、乗客２人が死亡、乗員・乗客３人が行方不明となった事故で、静岡県警と浜松市消防局は１９日、事故現場から約１・５キロ下流の川底で転覆船を見つけたと発表した。県警は２０日にも船を引き揚げ、事故原因を詳しく調べる。 水中探査装置を積載する漁船が午後３時ごろ、「鹿島橋」上流約１００メートル地点で、水深７メートルの川底に船影を発見。県警のダイバーが潜って転覆した「第１１天竜丸」であることを確認した。 県警などによると、船は底を下にした状態で沈んでいた。目立った傷もなく、原形をとどめている。付近の捜索では行方不明者や遺留品などは見つかっていない。重さ１・３トンの船を川底から引き揚げる機材が足りず、この日の作業を断