栄角地、２４年度ビル開業 名古屋市構想、高級ブランド店誘致:社会:中日新聞(CHUNICHI Web)

名古屋市と大丸松坂屋グループが共同で進めている名古屋・栄の通称「栄角地」での高層ビル建設構想で、市が２０２４年度のビル開業を目指していることが分かった。高級ブランドの商業専門店をテナントとして誘致し、栄地区のシンボルとなるデザインとするなど、にぎわい拠点となる構成を想定。本年度内に大丸松坂屋と基本合意書の締結を目指す。 市はスケジュールなどを含めたこれらの案を４日の市議会都市消防委員会で示す。 中区錦三の栄交差点北東に位置する栄角地は、市が１８００平方メートルを所有し、大丸松坂屋は三井住友銀行が入居する建物の敷地２千平方メートルと、その北側駐車場１０００平方メートルの計３千平方メートルを所有する。市は来年度中に民間事業者を公募し、開発条件を提示した上で市有地を売却。事業者と大丸松坂屋が共同で開発を担う。 市などの開発条件では、新ビルは地下鉄や地下街とも接続し、広場空間も備える。ホテルや映画