CNN.co.jp：ユーロ圏諸国の４月の失業率は１１％、導入以降の最悪水準

ニューヨーク（ＣＮＮＭｏｎｅｙ） 欧州連合（ＥＵ）は３日までに、単一通貨ユーロ圏の１７カ国の失業率は今年４月、１１％を記録し、ユーロが導入された１９９９年以降では最悪水準となったと報告した。 同月には１１万人が新たに失職した。２７カ国が加盟するＥＵ全体の失業率は、２０００年以降では最悪の１０．３％に上昇した。ユーロ圏やＥＵ全体での失業率の悪化は、欧州諸国を襲う債務危機が主な要因となっている。 ＥＵによると、４月の域内の失業者総数は２４７０万人で、うち１７４０万人はユーロ圏内となっている。 ユーロ圏内の３月の失業率は速報値で１０．９％だったが、今回１１％に修正された。ＥＵ全体では１０．２％だった。 ４月の失業率を国別に見た場合、最悪はスペインの２４．３％。深刻化する債務危機への対応で政局が混乱し６月１７日に議会の再選挙が実施されるギリシャでは２月分の２１．７％が最新数字となっている。 ギリシ

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４月の失業率を国別に見た場合、最悪はスペインの２４．３％で、若年層の失業者総数のうち半分以上をスペインとギリシャが占める　RT@