日本環境教育フォーラム、「自然保護」と「住民の生活」を共生させるツールが「環境教育」 | Devex Japan- 国際協力の求人・就職・転職・キャリアサポート

環境教育を専門とするNGO「日本環境教育フォーラム（JEEF）」は2月10日、「インドネシアの国立公園における人と自然の共生を目指した住民支援活動」と題した報告会を都内の世界銀行東京情報センターで開いた。同NGOインドネシア事務所の矢田誠氏はこのなかで、自然保護と地域住民を共生させるためのツールとして「環境教育」の必要性を強く訴えた。 日本環境教育フォーラムは、政府開発援助（ODA）を原資にJICAがNGOの活動を支援するスキーム「草の根技術協力事業」や経団連加盟企業などの寄付をもとに自然保護活動を支援する「日本経団連自然保護基金」の助成を受け、インドネシアやタイを中心に地域住民への環境教育と環境保全を手がけている。写真は報告会の様子 インドネシア林業省は、国立公園内の住民が営む生計活動が自然に与える影響を最小限に抑えるよう、50の国立公園を管理・運営している。ところが2003年、首都ジャ