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FOREIGN AFFAIRS JAPAN
安全保障環境は急速に変化しており、日米が環境の変化にもっと的確に対応していく必要性も高まっている... 安全保障環境は急速に変化しており、日米が環境の変化にもっと的確に対応していく必要性も高まっている。特に中国が軍事能力の増強を続けている以上、それに応じた調整が必要だ。例えば、アメリカは、攻撃精度を高めている中国の弾道ミサイルから、日本その他における軍事施設を守る必要性に直面しつつある。軍用機の格納倉庫の強度を高めるとともに、航空機を各基地に分散し、戦闘機と支援航空機のバランスも見直さなければならなくなる。今後、こうした調整を通じて基地合意や作戦行動を見直す必要も出てくる。しかし、同盟関係を調整していくのに必要な柔軟性を現在の日本は持っていない。・・・・ 北朝鮮が、かつて韓国が歩んだのと同じ道を歩けるようにしなければならない。これに成功して平壌が核兵器を放棄し、平和的な行動に徹するようになれば、南北間の経済協力を進めることも、人とモノの自由な移動を認めることもできるようになる。平和が根付けば