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ブリューゲルの『子供の遊戯』を見る
旅の絵本を丁寧に見てゆくと、たくさんの遊ぶ子ども達が出てきます。中には、日本の子ども達と同じよう... 旅の絵本を丁寧に見てゆくと、たくさんの遊ぶ子ども達が出てきます。中には、日本の子ども達と同じような遊びもあります。「え!これって日本の遊びじゃないの?」って思ってしまいます。安野さんはたくさん現地に行っておられるので、欧米で遊んでいる子ども達を実際に見てておられるのでしょう。子ども達の遊びは、たくさんの画家が描いているので、随分昔から有った遊びだなあとわかります。そんな中でも極めつけが、ブリューゲルの「子供の遊戯」だといえます。ヨーロッパ中世の人々がどんな遊びをしていたのか知るための、非常に具体的な情報を提供してくれます。 しかし、絵を見てもそれがどんな遊びなのか確認できないものもたくさんあります。 森洋子さんの「ブリューゲルの『子供の遊戯』─遊びの図像学─」(未來社)には、そのことをうまく解説してあります。 吉田 縁の中世ファンタジーのHPで紹介してあります。 http://ww